リオデジャネイロ五輪女子57㌔級の決戦2日前。浜田真由(ミキハウス)は、この日午前、選手村敷地内の坂道を使ったトレーニングで体のキレを確認。午後は、同じ階級にライバルがいない韓国代表チームとの合同練習で汗を流した。
前日には、菊地孝郎トレーナーも選手村で合流。入念にケアをしてもらえる心強い存在が加わった。
浜田を指導する古賀剛コーチは、「菊地トレーナーのおかげもあって、驚くほど真由の調子はいい。しかし、そういうときこそ、落とし穴があるのも勝負の世界。真由がその穴に落ちないよう、神経を使って試合に臨みます」と話す。17日、浜田は試合前日の計量に臨む。(リオデジャネイロ=朝日新聞スポーツ部記者・原田亜紀夫)