[リオ2016 最新トピック] リオに「腹巻き」持っていく (朝日新聞社提供)

この記事は2016年8月2日現在のものです。最新ニュースをご確認ください。
先月末に打ち上げた韓国合宿での一コマ。リオにも帯同する菊地孝郎トレーナーからケアを受ける浜田

先月末に打ち上げた韓国合宿での一コマ。
リオにも帯同する菊地孝郎トレーナーからケアを受ける浜田

 リオが寒い。今も長袖、長ズボンでこの原稿を書いている。南米で初めておこなわれる「夏季五輪」だが、ここは南半球。ブラジルの季節はいま、真冬だ。日中は強い日差しが照りつける時もあるが、朝夕は20度以下と冷え込むことが多い。にもかかわらず、移動のバス、建物の中はたいてい冷房ががんがん効いている。

 台湾、韓国合宿を終えて先月末に帰国した浜田真由(ミキハウス)の実家がある、佐賀市の8月1日の気温を見てみると、35度近くあった。浜田は今月18日に、ここリオである五輪本番の試合に向けて、10日に日本を出発するが、この気温差には、注意が必要かもしれない、と感じた。

プレス専用バス車内から撮影したテコンドー会場となるカリオカアリーナ3

プレス専用バス車内から撮影した
テコンドー会場となるカリオカアリーナ3

 しかし、全く心配無用だった。日本オリンピック委員会(JOC)から支給された大型のスーツケースに、そろそろ、リオに持参する荷物を詰め込み始めるころと思い、特にこだわって持参するものを、浜田に聞いてみた。

 「応援してくれるみなさんからいただいた寄せ書きは、全部持っていくつもりでいます。あとは……、腹巻きですね」。

 こちらが「リオは寒いよ」と伝える前から、しっかりと対策が出来ていた。(朝日新聞スポーツ部記者・原田亜紀夫=リオデジャネイロ)

 

 

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